みやの式デンチャーセミナー basic編を開催いたしました。
株式会社大阪歯科センター歯科医師・歯科技工士の宮野敬士です。
今回大阪の阿倍野で4月27日28日2日間にわたり、みやの式デンチャーセミナーbasic(MTコネクター®導入編)を開催いたしました。
MTコネクター®はみやの式デンチャーのノウハウほんの一部分であり、MTコネクター®を適切に扱うためには従来の義歯治療を踏襲した知識と技術が必要です。
今回はその導入編でした。MTコネクター®、ピーナッツチェック®、スルメチェック®という株式会社大阪歯科センターの商品を適切にご自身の診療に導入していただけるよう、基礎的な事柄であるけれども、何故そうするのか・具体的にはどのようにするのか誰も言ってこなかった義歯治療の技術について解説させていただきました。
義歯治療は印象が30%咬合採得が50%ものウェイトを占めます。この部分がいい加減だといくら技工士が正確なものを作製しても合わない、噛めない義歯になり試適・装着の際の調整に非常に時間がかかるようになります。逆に印象と咬合採得が非常に正確な場合、かつ技工上のミスがなく噛む為の技工テクニックが素晴らしい場合、ノー調整でロウ義歯という試適の段階でなんの抵抗もなく、すなわち人工歯が崩れたり痛みが発生することなくピーナッツがパリパリ噛め、完成装着の段階では痛みなくスルメや茎わかめを噛み締めて味わうことができるようになります。これがMTコネクター®のピーナッツチェック®、スルメチェック®です。
導入編では100%この結果が出る咬合採得方法に重点を置いて解説させていただいております。一般的に言われているつまり歯科専門教育でなされている知識方法論を忠実に実行したとしても100%噛める義歯はできません。100%結果が出ないということはどこかが間違っているわけです。
「入れたその場でスルメが噛める」MTコネクター®を導入して患者様に提供する場合はMTコネクター®の技術ブランドを守るためにも必ずこのテクニックをマスターしていただきたいと思っております。
歯科医師の見学はいつでも受け付けております。お問い合わせください。
また、私宮野敬士は依頼があれば今後先生方の診療室に出張し診療・技工をすることも視野に入れております。
今回は比較的若い先生方が多かったのが特徴でした。これからの歯科医療を担う先生方と共に研鑽し、会としては医療としての入れ歯治療・歯科治療を真剣に追求していきたいところであります。
「噛み合わせと身体は一体である。」
まだまだ会として歯科医師の同志を募集していきたいところであります。